20代で身につけるべき
本当の教養とは!?
概要
著書累計245万部以上の千田琢哉さん作の名著です。
著者は「知りません」が3回続くとそのご縁は切れる、と主張しチャンスを掴み人生を好転させるためは”教養”が必要だと説いています。
・将来成功する20代にはどんな共通点があるのか
・本当の教養とは何か
・なぜ20代に必要なのか…
のべ、3300人のエグゼクティブと10000以上のビジネスパーソンから導かれた、20代で飛躍するための指南書です。
教養のレベルは20代で決まる
・「わかりません、教えてください」の後が勝負!
素直に聞くのは問題ありません。相槌を打って理解していることをアピールし伝えることが大切です。
しかし、あまりにも「知らない」ことが多いと相手も話したくなくなり関係性が薄くなっていく危険性があります。
・オヤジの話題について来れないのはあなたが無教養だから!
最低でも一度は相手の価値観を認め、謙虚に耳を傾けることが重要です。
そうすることで自分にない考えや視点が増え自己成長につながっていきます。
・「そんなの知るわけないよね」と共感を求めてくる相手とは縁を切った方がいい!
自分の無知を知り、「知り努力」を続ける人と関係性を築いていきましょう。
・歴史に疎いとビジネスではチャンスロスになる!
歴史の知識はエグゼクティブの関心が高い傾向にあり、そこからビジネスチャンスが舞い込んでくることも多いです。
・文系科目は手軽で即効性が高い!
効果的に学ぶことで周囲から一目置かれる存在になれます。
ちなみに、クイズ番組はほとんどが中学生レベルの問題で構成されています。
そうすることで視聴者の悔しい気持ちを逆手に取り視聴率を上げようとしているようです。
・理系科目には教養が滲み出る!
数学や理科は論理的思考能力がわかり、知性を感じさせます。
また、知性の高い人には数学の能力が高いこともわかっています。
・経験は大事だが、経験しか語れない人生は寂しい!
経験を超えた哲学に多くの人は惹きつけられるのです。
仕事と教養
・ググって分かることをいちいち人に聞かない!
先輩や上司、お客様が「きっと欲しがっている情報」を察知し提供できる人になることが大切です。
調べて分かることを聞いて相手の時間を奪うことは好ましくありません。
・仕事でぶつかる壁は、全て本で予習できる!
人の悩みを解決しようとして本は昔から作られてきました。
人の持つ悩みは大体が同じで、本から学ぶことはそのまま実践で使えるものが多いです。
・競争は避けられないが、かわし方に教養が出る!
無駄な争いを周囲や相手を傷つけずに場をおさめるスマートさに教養が滲み出ます。
・人の判断スピードと教養は比例する!
判断する回数やスピードが上げれば教養は付いてくるし、教養がつけば判断スピードも早くなっていきます。
・一滴の知性を混ぜるだけで、あなたの仕事単価は跳ね上がる!
相手の心を鷲掴みにして離さないの教養の持つ力なのです。
・たった3行の企画書でも教養は滲み出る!
相手に時間をプレゼントできる人ほど他者から好まれる傾向にあります。
できるだけシンプルにわかりやすい表現でまとめれるほど教養の高さを表します。
ちなみに、タイトルがダサいと企画もダサい傾向にあるみたいです。
・行動に移せないのは「勇気がない」のではなく、「頭が悪い」のだ!
人は目の前のことの重要度が分かっていれば行動する生き物です。
分かっていても行動できないのは教養が低いことを表します。
コミュニケーションと教養
・コミュニケーションの基本は「自分と相手が対等ではない」と知ること!
必ず上下関係が存在し、相手に合わせた適切な態度が取れるようにすることが大切です。
・自分から天気の話題をふらない!
天気の話をする=相手に興味がないという意思表示と捉えることでもできます。
極力避けましょう。
・目上の人を褒めるのは失礼!
「褒める」という行為は基本的には上から下の立場に使うものです。
上手に「驚く」という行為がお勧めです。
学問と教養
・大学入学後に成績や人格が伸びるのは「国語」のある人!
国語力のある人ほどプレゼン能力に直結し理解が早いため成長スピードも早くなります。
・どんなに疲れていても毎日1ページは本を読む習慣で教養は身についてくる!
大人の教養として読書に勝るものはないです。
・偉大な発想を生むには過去の成功パターンの読み込みが必要条件!
とにかく先人たちの成功パターンを読み込んで、それだけでは勝てないことを痛感し独自の方法を模索することが大切です。
・教養とは継続力のことである!
継続は内容がどうであれ信頼に値します。